2012年12月16日日曜日

風営法なんのその

京都の街なかにありながら異彩を放つ寺・六波羅蜜寺にて
今週木曜日(12月13日)から大晦日にかけて、
こっそり踊る行事、
その名も「空也踊躍念仏(くうやゆやくねんぶつ)」が行われております。

はじまりは念仏の祖・空也上人が始めた踊りで、俗に「かくれ念仏」とも呼ばれます。
鎌倉時代に幕府によって念仏を唱えることを制限された際、苦肉の策としてこっそりと修められた行です。
この念仏は「南無阿弥陀仏」ということばを聞かれてもわかりにくいように変えてあり、
人がきたらいつでも止められるように、詞に終わりが定められていないのが特徴。
動作・所作は空也上人の当時のままを守り続けており、
重要無形民族文化財に指定されています。



期間中(大晦日は非公開)は毎日、日が暮れるころに約30分念仏が唱えられます。
境内は入場無料。

アクセスはこちらを参照してください。
http://rokuhara.or.jp/accessmap/
(個人的には近くにある「ハッピー六原」というものすごいネーミングの商店街もおすすめです)




近年なにかと話題の風営法改正運動に興味がある方もない方も
寒空の下こっそり踊りを拝見されるのはいかがでしょうか。
http://www.letsdance.jp/
(なにかと話題の風営法改正のHP)












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