JR東海「そうだ 京都、行こう」2013年夏のキャンペーンの舞台は「石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)」です。
夕闇にパッと浮かびあがる朱色の神殿を見れば、京都人だって「行こう!」と思ってしまうほど美しいCMです。
「夏の子どもを育てるのは、青い空と太陽、だけではないのです。」という決め台詞が素敵。
お月さまの美しい夜、実際に行ってみました。
なんど溜息をついたことか。本当に美しい演出でした。
なんでも、今回のライトアップで使われたLEDは天下のパナソニックの寄贈だとか。松下幸之助氏が石清水八幡宮の氏子総代を務めた縁もあり、同社からのLED寄贈が決まったそうです。
夜間特別拝観は同宮初めての試みとあって、地元の方や観光客で賑わっていましたが、受付終了の21時から拝観終了の21時半までの間はしんと静まり返り、より一層幻想的な雰囲気に包まれるはずです。
開催は8月31日まで。ちょっと京都市内から外れた場所にありますが、一見の価値ありです。
参拝の際には、是非、神主さんによる社殿内の見学ツアーに参加してください。気の遠くなるような時代の流れと由緒正しい歴史に触れ、ただただ感服せざるを得ません。
石清水八幡宮公式HP: http://www.iwashimizu.or.jp/top.php
余談ですが、八幡さんのすぐ近くに「飛行神社」なる変わった神社があります。 「ライト兄弟よりも先に空を飛んでいたかもしれない」、飛行原理を発見した二宮忠八が、飛行機事故殉難者の御霊をお祭りするために京都府八幡市八幡の自宅地内に創設した神社です。
ジュラルミン製の鳥居に、ギリシャ神殿を彷彿とさせるような拝殿。正面には1960年代に西側諸国の主力機で日米初の実用超音速戦闘機だったロッキードF104『スターファイター(日本名:栄光)』のエンジン(実物)。レンガ造りの資料館もあり、航空会社や航空大学校、自衛隊関連の参拝客が後を絶たないそうです。
「風立ちぬ」を観た後にここを訪れるのはなかなか感慨深いものがあります。
飛行ファンでなくても、八幡さんに行かれるのでしたら是非こちらの神社にも足を運んでみてください。
飛行神社公式HP: http://www.enrichen.co.jp/hiko/
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