都七福神めぐり
福
運を授ける大黒天、商売繁盛のえびす神、学業成就の毘沙門天…。七福神めぐりは室町時代に京都で始まったともいわれ、新春に巡ることで七難則滅のご利益が
あるとされます。東山区の恵美須神社・六波羅蜜寺、左京区の松ヶ崎大黒天・赤山禅院、南区の東寺、中京区の革堂、宇治市の萬福寺と、各地に離れているの
で、定期観光バスを利用すると便利です。
日程 | 2014年1月1日(水・祝)~31日(金) |
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料金 | 各朱印料300円、色紙1,500~2,000円 定期観光バス8,200円 |
場所 | 各社寺 |
電話 | 075-561-6980(都七福神事務局=六波羅蜜寺) 075-672-2100(京都定期観光バス |
筆始祭・天満書
御
祭神である菅原道真は、書家の「三聖」の一人としても知られています。北野天満宮で行われる2日の筆始祭では、道真を偲び、遺愛の品である松風の硯や角
盥、若水を汲んだ水差しなどを供え、書道の上達を祈願します。続いて、神前で天満書が行われ、子どもたちが一生懸命書き初めをする姿に思わず笑みがこぼれ
ます。
日程 | 2014年1月2日(木)~1月4日(土) |
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料金 | 出品料1点200円、用紙1枚50円 |
場所 | 北野天満宮 |
かるた始め式
蹴鞠初め
蹴
鞠は仏教とともに中国から伝わり、貴族から庶民の間で広く親しまれました。下鴨神社では神事が行われた後、京都蹴鞠保存会が蹴鞠を奉納します。烏帽子を身
に着けるなどした鞠人が、数人で一組となり、革製の沓で鞠を高く蹴り上げます。鞠を蹴り上げる乾いた音と、「アリ」「ヤー」「オウ」という鞠人たちのかけ
声が、優雅な王朝時代を彷彿とさせます。
日程 | 2014年1月4日(土) 13:30~ |
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料金 | 特別拝観席2,000円 |
場所 | 下鴨神社[賀茂御祖神社] |
七草粥の振る舞い
江
戸時代から行われてきた七種神事は、七草を神前に供え、無病息災を祈願します。境内では「春の七草」といわれる、芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょ
う)、繁縷(はこべら)、仏の座(ほとけのざ)、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)を炊き込んだ粥が振る舞われます。水は、名水「御香水」を使用。当日は今
年一年の健康を願う人々で賑います。
日程 | 2014年1月7日(火) 9:00~なくなり次第終了 |
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料金 | 初穂料300円 |
場所 | 御香宮神社 |
十日ゑびす大祭(初ゑびす)
「京
のえべっさん」の名で親しまれる恵美須神社。初ゑびすの期間はさまざまな露店が並び賑わいます。10日には東映の女優さん、11日には舞妓さんによる福笹
の授与が行われます。8・9日の宝恵かご社参(予定)がユニークで、東映の女優さんがかごに乗り、「宝恵かご ほい、商売繁盛、ささもってこい」の勇まし
いかけ声とともに東映太秦映画村を出発。恵美須神社に参拝し、地元の商店などへ吉兆笹を配り、新年を祝います。
日程 | 2014年1月8日(水)~12日(日) |
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料金 | 福笹3,000円、福俵・福箕・福鯛・福熊手各1,000円 |
場所 | 恵美須神社 |
楊枝(やなぎ)のお加持と弓引き初め
三
十三間堂で行われる楊枝のお加持は、7日間の修法で祈祷した浄水を、柳の枝で参詣者の頭上にそそぎ頭痛除けや無病息災を祈願します。同じ日に行われる弓引
き初めは、「三十三間堂の通し矢」とも呼ばれ、全国から集まった袴姿の弓道有段者が、的を狙って弓を引きます。特に新成人女性たちの華やかな姿は、冬の京
の風物詩の一つです。
日程 | 2014年1月12日(日) 9:00~15:30 |
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料金 | 当日は無料 |
場所 | 三十三間堂[蓮華王院] |